※2024年度よりゼミ(3年生)が開講される予定です。

 

【時代と地域】

フランス近現代史あるいは国際関係史で卒業論文を書くことを考えている学生を対象とするゼミです。革命期以降のフランス(植民地含む)の政治・社会・文化、スイスなどのフランス語圏の近現代史、人の移動に関する歴史、二つの大戦期のヨーロッパ世界、国際連盟や赤十字運動などの国際社会の形成に関する歴史などに関心がある方、フランス語文献を使って卒業論文を書きたい方を歓迎します。ゼミでは、歴史認識、移民史、感情史、グローバル・ヒストリー/トランスナショナル・ヒストリーに関連する文献を読んでいきたいと思います。

上記テーマでなくとも、近現代ヨーロッパ史にかかわるテーマに関心がある方は気軽に相談ください。

 

【ゼミ活動について】2024年度より)

3年生ゼミでは、春学期前半は、歴史学の方法論や史学史に関する日本語文献を読みながら、歴史学とはどのような学問かということの理解を深めていきたいと思います。後半では、さまざまなタイプの研究論文を精読し、実際に歴史学の論文を書くことのイメージを持ってもらいます。秋学期は、前半で実際に史料を批判的に扱う訓練をし、後半で自身の関心分野に関するテーマで各自に報告してもらうことで、卒業論文に向けての準備を進めます。

 

【教員の研究テーマ】

教員の主要な研究関心は、

① 第一次世界大戦のフランス社会へのインパクト

② 近代的人道主義の展開-赤十字国際委員会を中心に

③ 国際人道法の発展への感情史的アプローチ

です。 

具体的な研究成果についてはこちらを参照ください。

https://researchmap.jp/hazukitate